アーティストたちが見せる正倉院の魅力
正倉院宝物を現代に接続させるものとして、アーティストたちとコラボレーションにも注目だ。
デザイナーとしても活動する篠原ともえは、正倉院宝物の「いまに通じる美」に着想を得て、ペルシア風の水瓶「漆胡瓶(しっこへい)」をモチーフに伝統と現代を融合させた服飾作品を制作。

ミュージシャンで音楽プロデューサーの亀田誠治は、様々な録音技術と音楽的な展開を掛け合わせ、昭和20〜30年代に録音された琵琶や尺八などの宝物の音源をいまに響かせる。

また写真家・瀧本幹也は正倉院を現代写真家の視点で切り取った作品を発表。陶芸家・絵付師の亀江道子は宝物の文様を昇華させた陶芸作品を生み出した。


正倉院が持つ魅力を多様なコンテンツで見せる本展。セットで秋の正倉院展にも訪れるのがベストだろう。
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