さらに本展では、北斎最晩年の肉筆画である『日新除魔図』16図を初公開している(会期中、展示替えあり)。北斎は80代前半に「毎日、新たに魔物を蹴散らす」ことを願い、獅子や獅子舞などを日課として描き続けたという。200図以上が残される本作に加え、新たに発見された16図が見られるのも、本展ならではだ。迫力のある筆使いにはとくに注目したい。



なお、本展では10月17日より公開される映画『おーい、応為』とのコラボレーションとしてフォトスポットが用意されているほか、展示室横にスペースを構えるテーマカフェ「北斎食堂」では、北斎作品にちなんだメニューが数多く展開されている。鑑賞後はぜひこちらも楽しんでみてはいかがだろうか。






















