第5章「フィギュリン(人物と動物)」と第6・7章「ユニークなたく器/ストーンウェアの彫像」では、動物や人物などをモチーフとした作品を展示することで、リンドベリの彫刻家としての顔が紹介されている。

第8章「テキスタイル」では、40年代から70年代にかけてリンドベリが手がけたテキスタイルを紹介。とくに「エデンの庭」はリンドベリを代表するデザインといえる。

第9章「スティグ・リンドベリと日本」では、リンドベリと日本との関係性を感じさせる作品を紹介。そして最後となる第10章「子どものためのデザイン」では、リンドベリがデザインした子供用の食器セットや児童書の挿絵、貯金箱などを紹介している。

誰もがそのデザインを見たことはあるが、その多彩な活動について深く知る人は少ないスティグ・リンドベリ。その活動を総合的に振り返ることができる展覧会となっている。



















