「TOKYO ART BOOK FAIR 2024」(東京都現代美術館)レポート。ユニークな進化を続けるアートブックの世界観をのぞく【3/4ページ】

 特別展示としては、「いつか古書店の店主になるのが夢だった」と生前語っていたという坂本龍一の所蔵本を読むことができる「坂本図書分室」が地下1階に登場。同館では、12月21日より展覧会「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」も開催されるため、事前にチェックしておきたいブースのひとつだ。

会場風景より、「坂本図書分室」

 1階のミュージアムショップ奥では、スイス・チューリッヒ拠点を拠点とするアーティストブックとZINEに特化したインディペンデント出版社「Nieves」による展示も。アーティストらとコラボレーションを行いながら、シンプルかつ自由な表現を貫くこれらのZINEは、実際に手に取って読むことも可能となっている。

会場風景より、「Nieves Zinematic Universe」
会場風景より、「Nieves Zinematic Universe」

編集部

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