アートの拠点となる古書店「コ本や」が新天地でグランドオープン。「新しい空洞 theca 2023ss」展も開催

古書店であり芸術活動の発信拠点でもある「コ本や」。4月23日に新天地となる新宿区山吹町でグランドオープンする。

 アーティスト・青柳菜摘らが主宰する、古書店であり芸術活動の発信拠点でもある「コ本や」。これまで王子、池袋と活動の拠点を移してきた同店が、神楽坂駅と江戸川橋駅の中間にある新宿区山吹町に移転しグランドオープンする。一般公開のオープン日は4月23日。

コ本やの新店舗外観

 「コ本や」は、古本屋であると同時に、発表の場が少ない映像やパフォーマンスといった芸術作品に触れられる場として、2016年に王子で立ち上げられた。2019年には池袋に移転し、店舗、スペース、映像制作、出版など多岐にわたる活動を、様々なジャンルの人々と関わりながら行ってきた。

 山吹町の新拠点は今年の1月15日よりプレオープンしていたが、4月23日に一般向けにグランドオープンする運びとなった。新たなロゴをデザイナー/アーティストの山田悠太朗、内装を建築家・lemna、看板を山田とlemnaが手がけている。一般向けのグランドオープン当日は、来場者にプレゼントも用意される。

コ本やの新ロゴ
コ本やの新看板

 作品の展示販売をする「新しい空洞 theca 2023ss」展も5月14日まで開催。参加作家は荒牧悠、米澤柊、田中勘太郎、土本亜祐美​、山田悠太朗、カニエ・ナハ、佐藤瞭太郎、古澤龍、大原崇嘉、ヨフ、池亜佐美、西武アキラ、オル太、だつお+メグ忍者、田中くるみ、平瀬ミキ、小光、青柳菜摘ほか。

「新しい空洞 theca 2023ss」イメージビジュアル

 なお、新たなスペースのオープンに際して、コ本やはクラウドファンディングも実施しており、この出資者と出展作家をおもな対象とした招待制のオープン日も4月22日に設けられている。

編集部

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