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「CADAN : 現代美術」が天王洲で開幕。30ギャラリーが一堂に介して展示会を開催

国内の現代美術を扱う38のギャラリーにより組織される日本現代美術商協会(CADAN)。その初の主催展覧会「CADAN : 現代美術」が、2020年2月15日、16日に東京・天王洲の寺田倉庫B&C HALLで開催。30ギャラリーが展示を行う。

「CADAN : 現代美術」のエントランス

 国内38の現代美術ギャラリーが参加する、一般社団法人日本現代美術商協会(以下CADAN)。その初の主催展覧会「CADAN : 現代美術」が、2020年2月15日に、寺田倉庫B&C HALL(東京・品川)で開幕、30の出展ギャラリーが展示を行う。

会場風景より、奥はMISAKO & ROSENのリチャード・オードリッチの展示

 「CADAN : 現代美術」はアートフェアとは異なるかたちで、各ギャラリーが展示できる場を目指したという。各ギャラリーのブースでは、それぞれの活動を展覧会というかたちで紹介する。

 本展覧会の総合ディレクターを務めるMISAKO & ROSENのローゼン美沙子は本展についてこう語った。「あえてニュートラルな展覧会タイトルとした。各ギャラリーの個性はブースで表現されているので、それぞれが展示で発揮する個性を楽しんでいってほしい」。

会場風景より、左壁面がKAYOKOYUKIの富田正宣の展示、右壁面がHAGIWARA PROJECTSの城戸保の展示
会場風景より、SCAI THE BATHHOUSEの名和晃平の展示

 会場では、各ギャラリーが割り当てられた壁面に作品を展示するだけでなく、インスタレーションや映像作品も数多く展開。また、XYZ collectiveのようなアーティスト・ラン・スペースが出展しているのも特徴と言えるだろう。もちろん、これらの展示作品はすべて購入することが可能だ。

 なお、15日と16日には全4回のトークショーも予定している。トークのプログラム詳細はこちらの記事より確認してほしい。

 これまで訪れたことのなかったコンテンポラリーギャラリーと出会える場になりそうな本展。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

会場風景より、ANOMALYの髙山陽介の展示
会場風景より、Takuro Someya Contemporary Artの鈴木基真の展示
会場風景より、Satoko Oe Contemporaryの丹羽良徳の展示 

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