加島美術とビーエスフジは、新たなライブオークションサイト「廻-MEGURU-オンライン」を7月14日にスタートさせる。
加島美術は2018年より、日本美術に特化した美術品入札会(アートオークション)の「廻-MEGURU-」を開催してきた。今回新たに立ち上げる「廻-MEGURU-オンライン」は、通常のオークションのようにウェブサイト上でリアルタイムで競り上がる価格を見ながら入札することが可能かつ、入札から決済までをすべてオンラインで完結できるものだ。
「廻-MEGURU-オンライン」では週替わりで新たな作品が登場する予定だ。古画、新画、洋画、工芸などが出品され、いずれも加島美術が査定したものとなる。また、最低入札価格も3万円からと、手を出しやすい価格帯となっている。
昨年より「SBI Live Streamオークション」を開始したSBIアートオークションをはじめ、新型コロナウイルス以降、国内のアートオークションもオンラインでの展開が広がっている。現代美術のみならず、日本美術を得意としてきたギャラリーやオークションハウスでも、同様の流れが広がりそうだ。