今年開催された大阪・関西万博。その屋外空間で展示されていたジュリアン・オピーの《People 14.》(2014)が、東京・用賀にあるGMOインターネットTOWERに移設された。
同作はGMOインターネットグループ代表であり、オピー作品のコレクターとしても知られる熊谷正寿が所有するもの。両面LEDディスプレイを用い、人々が行き交う様子をミニマルな表現で描いている。
移設先となるステーションアリーナは、用賀駅からGMOインターネットTOWERへつながる連絡通路から見える場所。「日常生活のなかでもアートに触れていただく機会をお届けし、地域の皆様と共に街をより魅力的にしていきたい」という思いから、移設展示が実現したという。





















