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ジュリアン・オピー

Julian Opie

 ジュリアン・オピーは1958年イギリス・ロンドン生まれ。ピクトグラムやアニメの表現を連想させるシンプルな描画と色彩表現によって簡略化し、点と線といった最低限の要素で構成した作品を制作。人物像やポートレイト、風景などのモチーフを、絵画だけでなく立体やデジタル映像など様々な媒体を用いて表現する。日本美術にも造詣が深く、歌川広重、喜多川歌麿といった浮世絵のコレクターとしても知られており、輪郭線を強調した特徴的な作風は、浮世絵から着想を得ている。

 80年代よりヨーロッパを中心としたアートシーンで頭角を現し、その作品はニューヨーク近代美術館、大英博物館、テート・モダン、ステデリック美術館など世界の主要な美術館に収蔵。日本では東京国立近代美術館、国立国際美術館などにコレクションされている。美術界だけではなく、イギリスのロックバンド「Blur』のアルバムジャケット製作、英国ロイヤルバレエ団やU2のステージデザインなど、アートの枠を超えたプロジェクトも多数手がけている。