GMOが「世界⼀⼩さな美術館@GMO デジタル・ハチ公」をオープン。熊⾕正寿所蔵のバンクシー作品を展示

GMOインターネットグループは同社第2本社が⼊る「渋⾕フクラス」の2階にアートスペース「世界⼀⼩さな美術館@GMO デジタル・ハチ公」をオープンさせると発表した。こけら落としは「Banksy Artworks from Masatoshi Kumagai Collection(バンクシー展)」。

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 GMOインターネットグループは9月5日、同社第2本社が⼊る「渋⾕フクラス」の2階にアートスペース「世界⼀⼩さな美術館@GMO デジタル・ハチ公」をオープンさせると発表した。

 同グループ代表の熊⾕正寿はアートコレクターとしても知られており、同社オフィスの会議室フロアを中⼼に「GMO Gallery」と称し、ジュリアン・オピーの作品をはじめ、熊⾕所蔵の現代美術作品を多数展⽰。2015年には第1本社があるセルリアンタワーで「熊⾕コレクション〜オフィスとアートの新しい関係〜ジュリアン・オピーの世界」展を開催し、オフィスを⼀般公開した。

 「世界⼀⼩さな美術館@GMO デジタル・ハチ公」のこけら落としとなるのは、つねに話題を振りまくアーティスト・バンクシーの作品を展示する「Banksy Artworks from Masatoshi Kumagai Collection(バンクシー展)」。

 展⽰されるのは、バンクシーを代表する作品である《風船と少女》だ。同シリーズは、2018年のサザビーズ・ロンドンで落札直後にバンクシーによってつくられたシュレッダー付きのフレームによって裁断され、⼤きな話題となったことは記憶に新しい。本展では、2004年に制作された《風船と少女》150点のうちのひとつで、関係者への販売時のみ⼊れられるハートマーク付きのサインが作品左下に施されたものが展示される。

 また、全⾯巨⼤スクリーンと最新の⾳響技術を⽤いたスペシャルムービーも上映。同ギャラリーでは、「スペースは世界最⼩ではあるものの、 お客様が得られる情報は世界最⼤」をコンセプトに、作品、フレーム、ムービーなどを通じて、ここだけの体験を提供するとしている。

編集部

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