九産大、国立西洋美術館で「博物館浴」実証実験へ

九州産業大学と国立西洋美術館が共同で、博物館の癒しの効果を検証する「博物館浴」の実証実験を行う。

国立西洋美術館

 九州産業大学と国立西洋美術館が、6月と7月の2回に分け、同館で「博物館浴」実証実験を行う。

 博物館浴は、九産大・地域共創学部の緒方泉特任教授が研究を進めているもので、博物館見学を通して、博物館の持つ癒し効果を人々の健康増進・疾病予防に活用する活動。2020年9月より実証実験を開始し、これまで全国67館で966名のデータを蓄積してきた。

 博物館浴は、これまで国内の研究で科学的根拠を示すものがなかった博物館の癒しの効果を検証するもので、高齢化や様々なメンタルヘルスが社会課題となるなか、多様な世代のウェルビーイングを支える場として、博物館などの文化施設の新たな価値創造を目指している。

 今回の実証実験は、今年5月29日に国立西洋美術館と交わされた実証実験実施に関する覚書に基づき実施されるもの。「大学生」「会社員」「育休復帰者(女性)」「高齢者」を対象に、展示鑑賞とその前後の生理測定及び心理測定を行い、リフレッシュ効果を科学的に分析する。

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