三菱一号館美術館の新館長に池田祐子が就任へ

三菱一号館美術館の館長が、4月1日付で現館長の木村惠司から池田祐子へと交代する。

三菱一号館美術館

 三菱一号館美術館の館長が、4月1日付で現館長の木村惠司から池田祐子へと交代する。

 新たに館⾧に就任する池田祐子は、京都国立近代美術館・国立西洋美術館主任研究員を経て、現在は京都国立近代美術館副館⾧兼学芸課⾧を務めている。ドイツ(語圏)近代美術・デザイン史を専門とし、2022年に同館で開催した「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」展を監修した。ほかにも同氏による主な展覧会企画には、「京都国立近代美術館所蔵 世紀末ウィーンのグラフィック─デザインそして生活の刷新にむけて」(2019)、「KATAGAMI Style」(2012)、「パウル・クレー─おわらないアトリエ」(2011)などが挙げられる。

 なお、同館は今年11月にに設備入替および建物メンテナンスによる⾧期休館を終え、再開館される。11月23日からは再開館を記念した展覧会「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)も開催予定だ。

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