三菱一号館美術館が2024年秋まで長期休館へ。ロートレック作品をモチーフとした大型仮囲いも登場

設備入替および建物メンテナンスのため、2024年秋まで全館長期休館する三菱一号館美術館。休館中は外壁にロートレック作品をモチーフとした大型仮囲い装飾が設置される。

服部一成による大型仮囲い装飾(北西面)

 設備入替および建物メンテナンスのため、4月10日から2024年秋まで全館長期休館する東京・千代田区の三菱一号館美術館。休館中は外壁にロートレック作品をモチーフとした大型仮囲い装飾が設置される。

 今回の修繕工事は、空調設備の入替や全館LED照明にするほか、予防保全のために建物メンテナンスを行うことが目的となる。休館中は、外壁周りに仮囲いを設置。同館広場に面した外壁面には、グラフィックデザイナーの服部一成による、高さ14.4メートル、総面積約1250平方メートルの大型仮囲い装飾が5月から2024年夏まで設置される予定だ。

服部一成による大型仮囲い装飾(南西面)

 ほかにも今回の長期休館にあたり、丸の内パークビルや丸の内ブリックスクエア街区、丸の内エリア外の駅看板、美術館ウェブサイト、SNS告知用に本件を告知するメインビジュアルも制作。同館SNSアカウントでは、休館中にも美術館やエリアに関する情報を発信していく予定だという。

中村至男による三菱一号館美術館長期休館告知ビジュアル

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