エッセンシャルワーカーに敬意を。Adobeが「#HonorHeroes」をスタート

Adobeは、新型コロナウイルスの最前線で活動するエッセンシャルワーカーを称えることを目的として、アーティストらとともに「#HonorHeroes」をスタートさせた。

シェパード・フェアリーによる《Guts not Glory》

 Adobe(アドビ)が、猛威を振るう新型コロナウイルスの最前線で活動する医療、物流、販売などの従事者に敬意を表するため、世界中のアーティストやクリエイターとともに「#HonorHeroes」を立ち上げた。

 メインビジュアルかつ第一弾となるのは、アメリカのストリートアートを代表するシェパード・フェアリーによる《Guts not Glory》(栄光ではなく気概)。医療従事者を描いたこの作品について、フェアリーは「献身的に医療を支えている数多くの医療従事者のひとりを描いたイラストレーション。彼らの無私の慈愛と貢献はどんな時でも意義深いものであり、いまこの瞬間においてはとくに英雄的なものだといえる」としたうえで、次のように思いを寄せている。

 「このもっとも苦しい時期にあって、栄光を追い求めるのではなく、私たちを守ることに身を挺する人々を称えたいと思った。不安や危機のさなかでも医療従事者が与えてくれる、安らげる暖かさと共感を、この作品から感じてほしい。」

 このプロジェクトでは、今後数週間にわたり、アーロン・ドラップリン、ドナ・アディ、ジェシカ・ウォルシュ、イグナシ・モンレアルといった世界中のアーティストが参加。エッセンシャルワーカーに着想を得たオリジナル作品を発表していく。

 アドビCMOのアン・ルネスは、「アドビは、私たちの安全を守るために毎日最前線に立つ皆さんに感謝している。彼ら一人ひとりがヒーロー。もっとも困難な時期にあっても、クリエイティビティには私たちをひとつにする力がある」とのメッセージを出している。

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