「表現の不自由展・その後」の展示再開に向けて、あいちトリエンナーレ実行委員会と不自由展実行委員会が合意したことを受け、芸術監督・津田大介はすべての参加作家に対して、展示再開を呼びかけることをTwitterで明らかにした。
全作家に展示再開を呼びかけていきたいと思っています。
— 津田大介 (@tsuda) September 30, 2019
「あいちトリエンナーレ2019」においては、「表現の不自由展・その後」展示中止を受けて、まずイム・ミヌクとパク・チャンキョンの2作家が展示を辞退。その後8月10日には、CIR(調査報道センター)が展示を辞退。
これに加え、田中功起が9月2日より自身の作品展示のフレームを再設定。9月24日からはキャンディス・ブレイツが展示室を一時閉鎖し、27日からは藤井光の映像作品《無情》が上映中止となっている。
これら展示中止・変更を行っている作家たちの多くは、「表現の不自由展・その後」の展示再開を、自らの展示再開の条件と明示しており、10月に不自由展が再開された場合、なんらかのアクションを起こす可能性が高いと見られる。