草間彌生の全貌に迫る映画『KUSAMA: INFINITY』が日本公開へ。新生「渋谷PARCO」の映画館オープニング作品

今年11月下旬に生まれ変わる「渋谷PARCO」。同所にオープンするミニシアター「CINE QUINTO」が、オープニング作品として草間彌生のドキュメンタリー映画『KUSAMA: INFINITY(原題)』を日本初上映することがわかった。

『KUSAMA: INFINITY』ポスター ©︎2018 TOKYO LEE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 草間彌生の人生と創作をインタビューや記録映像でひもとくドキュメンタリー映画『KUSAMA: INFINITY』。昨年9月にアメリカで公開され好評を博した本作が、今年11月、新たな「渋谷PARCO」に誕生するミニシアター「CINE QUINTO SHIBUYA PARCO」のオープニング作品として日本初上映されることが発表された。

 『KUSAMA: INFINITY』は、創作活動に全人生を捧げる草間が、どのような思いと手法で数々の作品群を制作してきたのかを明かすというもの。第二次世界大戦下の日本で暮らした過去、芸術への情熱を理解されなかった家庭環境、芸術界やニューヨークでの人種差別や性差別、自身の病など、数々の困難を乗り越えながら、絵画、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスアート、詩や文学といった様々な分野で草間が残してきた功績をたどる。

 監督を務めるのは、本作が初の長編映画となるヘザー・レンズ。貴重な映像も多数使用された、公開が待ち遠しい1本だ。

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