世界的な人気を誇るアーティスト・草間彌生のドキュメンタリー映画『KUSAMA - INFINITY』が9月7日よりアメリカ24都市で公開される。
劇中では、厳格な家庭での生い立ち、第2次世界大戦中のトラウマ、1950年代ニューヨークで受けた性差別や人種差別、そして精神病への偏見といった幾多の困難とともにあった草間の人生にフォーカス。
そうした日々のなかでの、絵画、彫刻、インスタレーション、パフォーマンス、詩、文学といった、88歳を迎える現在(撮影当時)にいたるまでのたゆまぬ創作にせまる。
監督は、本作が初の長編映画となるヘザー・レンズ。草間の軌跡が克明に記録された貴重な映像も多数使用された、日本での劇場公開が待たれる1本だ。