チームラボ「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」、世界のもっとも優れた文化的施設に贈られるティア・アワードを受賞

昨年、東京・お台場に開業した「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」が、第25回ティア・アワード(Thea Awards)で 「優秀功績賞(Thea Awards for Outstandng Achievement)」を受賞した。

MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless内の《呼応するランプの森 - ワンストローク 》

 2018年6月、東京・お台場にオープンした「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」(以下、EPSON teamLab Borderless)が、非営利の国際団体・テーマエンターテインメント協会が主催する、ティア・アワードにおいて「優秀功績賞(Thea Awards for Outstandng Achievement)」を受賞した。

授賞式の様子

 同賞は、博物館や美術館をはじめ、テーマパーク、アトラクション、ライブ・ショーなどの幅広い分野の文化活動について、その賞賛に値する場所と体験を制作したという偉業を称えることを目的とした表彰制度。日本国内の施設では東京ディズニーシー、 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに続いて3例目の受賞となる。

 今回受賞したEPSON teamLab Borderlessは、森ビルとチームラボが共同運営する世界初の「デジタルアートミュージアム」。約1万平方メートルという広大な敷地の中にチームラボの様々な作品が設置されており、開業からわずか5ヶ月で来場者100万人を突破するなど、国内外から多くの来場者を集めている。

 今回の受賞について、ティア・アワード側は「この美術館の体験は美しく、 年齢や国籍に関係なく、 訪れた人誰もが完全に没入することができる」と評価。「その完全な没入型の体験を、複雑な説明やウェアラブル端末等の近年のテクノロジーを用いずにバランスよくつくっている。また、さわったり、飛び跳ねたりすると作品が変化する等の物理的なインタラクションと、高度なプロジェクション技術の組み合わせは、シンプルであり、革新的。技術的な複雑さと体験のクオリティの高さは、“ボーダレス”を新しい基準とし、 業界のゲームチェンジャーとなるだろう」としている。

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