2019.3.28

あいちトリエンナーレ2019、参加アーティストの男女比は半々に。今津景、エキソニモ、サカナクションなど新たなラインアップを発表

ジャーナリスト・津田大介が芸術監督を務める「あいちトリエンナーレ2019」が参加アーティストを新たに発表。国内外から約60組がラインアップされている。

クラウディア・マルティネス・ガライ ... imaywanpas quidakuwakmi …(… but you can stay with my stuff …) 2017 Photo by Arturo Kameya Coutesy of the artist and GRIMM(Amsterdam/New York)
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 ジャーナリスト・津田大介が芸術監督を務め、愛知県美術館を含む愛知芸術文化センターを中心に、名古屋市美術館、名古屋市内の街なか(四間道・円頓寺)、豊田市(豊田市美術館及び豊田市駅周辺)など広域で展開する「あいちトリエンナーレ2019」。

 「情の時代」をテーマに8月1日よりスタートするこの芸術祭の参加作家が新たに発表された。

今津景 ロングタームメモリー 2019 「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館、東京)での展示風景 Courtesy of ANOMALY
青木美紅 1996 2019 Photo by Tetsuya Matsushita

 今回発表されたアーティストは「表現の不自由展・その後」、洪松明(ソンミン・アン)&ジェイソン・メイリング、青木美紅、ワリード・ベシュティ、タニア・ブルゲラ、文谷有佳里、ピア・カミル、ヘザー・デューイ=ハグボーグ、毒山凡太朗、越後正志、エキソニモ、シール・フロイヤー、藤原葵、葛宇路(グゥ・ユルー)、ホー・ツーニェン、アンナ・フラチョヴァー、今津景、石場文子、伊藤ガビン、岩崎貴宏、梁志和(リョン・チーウォー)+黄志恆(サラ・ウォン)、アマンダ・マルティネス、クラウディア・マルティネス・ガライ、桝本佳子、小田原のどか、タニア・ペレス・コルドヴァ、ウーゴ・ロンディノーネ、澤田華、Sholim、タリン・サイモン、スタジオ・ドリフト、菅俊一、バルテレミ・トグォ、トモトシ、津田道子、和田唯奈(しんかぞく)、 鷲尾友公、アンナ・ヴィット、カタリーナ・ズィディエーラー。

 すでに発表済の作家と合わせると、男女比は半々というのもこのトリエンナーレの特徴だ。

毒山凡太朗 君之代-斉唱- 2019 ©Bontaro DOKUYAMA
エキソニモ Kiss, or Dual Monitors 2017 「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、茨城)での展示風景 Photo by Niko

 いっぽう、ラーニング部門では遠藤幹子&日比野克彦、映像プログラムでは小森はるか、富田克也、パフォーミングアーツでは、ネイチャー・シアター・オブ・オクラホマ+エンクナップグループ、ミロ・ラウ(IIPM)+CAMPO、劇団うりんこ+三浦基+クワクボリョウタが新たに発表された。

サカナクション

 また今年は、愛知芸術文化センターを会場に、美術と音楽の垣根を越えた音楽プログラム「あいちトリエンナーレ2019 MUSIC&ARTS FESTIVAL」を開催します。四間道・円頓寺でも音楽プログラムを開催。現時点では純烈、サカナクションの2組が参加決定している。