ジャーナリスト・津田大介が芸術監督を務め、「情の時代」をテーマに2019年8月1日から愛知県内各所(愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、名古屋市街、 豊田市美術館および豊田市街 )で開催される「あいちトリエンナーレ2019」。その参加作家第一弾が明らかになった。
公開されたのは、モニラ・アルカディリ、キャンディス・ブレイツ、ジェームズ・ブライドル、ミリアム・カーン、CIR(調査報道センター) 、アイシェ・エルクメン 、ジーナ・ホセ・ガリンド、ドラ・ガルシア、イム・ミヌク 、モニカ・メイヤー 、レニエール・レイバ・ノボ 、パンクロック・スゥラップ、パク・チャンキョン、パスカレハンドロ(アレハンドロ・ホドロフスキー& パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー)、スチュアート・リングホルト、ハビエル・テジェス、袁廣鳴(ユェン・グァンミン) 、市原佐都子 (Q) 、今村洋平、加藤翼、キュンチョメ、小泉明郎、サエボーグ、高嶺格、高山明 (Port B) 、田中功起、永田康祐、藤井光 、村山悟郎、碓井ゆい、弓指寛治、dividual inc.の32名。
なかには、調査報道の取材結果を多様な手法で展開するアメリカのCIR(調査報道センター)をはじめ、アーティスト・科学者・ジャーナリストのジェームズ・ブライドル、メディア・アーティストの遠藤拓己と情報学研究者のドミニク・チェンによって設立されたベンチャー企業dividual inc.などの名前もあり、津田らしさが垣間見えるラインナップと言えるだろう。
最終的な参加作家は60組程度が予定されているので、今後の発表を待ちたい。
なおこのほか、愛知芸術文化センターやオアシス21などを回遊しながら楽しむことができる、美術と音楽の垣根を越えた祝祭感のある音楽プログラム「あいちトリエンナーレ 2019 MUSIC & ARTS FESTIVAL」の開催や、子供から大人まで来場者同士が相互に学びあい創造性を楽しむための 「アート・プレイグラウンド」の展開なども発表された。これまでにない「あいちトリエンナーレ」の姿が期待される。