NEWS / HEADLINE - 2018.12.19

エゴン・シーレの世界に浸る。世界最大のオンラインデータベースをチェック

今年没後100年を迎え、あらためて注目を集めているエゴン・シーレ。その作品を総覧できるウェブサイト「egonschieleonline.org」をご存知だろうか?

egonschieleonline.orgより

egonschieleonline.orgより

 ウィーン世紀末美術を代表する作家、エゴン・シーレ(1890〜1918)。その没後100年に当たる今年、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンでは大規模な個展が開かれており、来年4月には国立新美術館でウィーン世紀末美術をテーマにした展覧会「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」が開かれるなど、いまシーレに大きな注目が集っている。

 1909年にウィーン美術アカデミーを離れ「Neukunstgruppe(ノイクンストグルッペ:新たなる芸術の集い)」を設立し、18年にスペイン風邪に倒れるまでの10年間で300点もの絵画と数百に及ぶドローイングを制作したシーレ。

 そんなシーレの画業を総覧できるのが、オンラインデータベース「egonschieleonline.org」だ。

 同サイトは、シーレのもっとも新しいカタログレゾネであるジェーン・カリアによる『Egon Schiele: The Complete Works』 (1990に刊行、98年に改訂)をもとにしたものであり、現時点でペインティング、素描、彫刻などを掲載。なかでもペインティング の掲載数は419点にもおよび、シーレの代表作として知られる《ほおずきの実のある自画像》(1912)なども見ることができる。

egonschieleonline.orgより

 データベースには作品画像はもちろん、作品来歴、展覧会出品歴、そして関連する作品も示されているのが同サイトの特徴だ。2019年には水彩とドローイングが追加掲載される予定となっており、ますます充実したオンラインデータベースとなることが期待される。