第22回TARO賞、25組の入選者が決定

岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)が第22回の入選者を発表した。今回は416点の応募があり、25組が入選している。

2018年に行われた第21回岡本太郎現代芸術賞展の様子

 岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)は、岡本太郎亡き後、次世代を切り拓く才能を支援するため創設されたアワード。これまで小沢剛、山口晃、天明屋尚、風間サチコ、梅津庸一、キュンチョメ、サエボーグといったアーティストたちを発掘してきた。

 昨年は、大賞となる岡本太郎賞にさいあくななちゃんが、岡本敏子賞には弓指寛治が選ばれた本賞。

 第22回は416点の応募の中から、Art unit HUST(遠山伸吾、臼木英之)、秋山佳奈子、赤穂進、イガわ淑恵、井口雄介、大槌秀樹、岡野茜、革命アイドル暴走ちゃん、風間天心、梶谷令、國久真有、佐野友紀、塩見亮介、瀧川真紀子、武内カズノリ、田島大介、田中義樹、服部正志、檜皮一彦、藤原史江、本堀雄二、MA JIAHAO、宮内裕賀、宮田彩加、吉田絢乃の25組が選ばれた。

 今後、最終審査を経て2019年2月14日の授賞式当日に太郎賞(1名)、敏子賞(1名)、特別賞(複数名)が決定。審査員は、椹木野衣(美術批評家、多摩美術大学教授)、平野暁臣(空間メディアプロデューサー、岡本太郎記念館館長)、北條秀衛(川崎市岡本太郎美術館館長)、山下裕二(美術史家、明治学院大学教授)、和多利浩一(ワタリウム美術館キュレーター)の5名が務める。

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