美術批評はどこへ向かうのか? 沢山遼×長谷川新×塚田優が参加する『美術手帖』70周年記念イベントが銀座 蔦屋書店で開催

雑誌『美術手帖』が創刊70周年を記念し、「美術批評はどこへ向かうのか?」をテーマとしたトークイベントを8月30日、銀座 蔦屋書店にて開催する。登壇者は若手批評家・キュレーターとして活躍する沢山遼、長谷川新、塚田優。

(左から)沢山遼、長谷川新(撮影=加藤甫)、塚田優

 2018年、創刊70周年を迎える雑誌『美術手帖』。これを記念し、70周年イベント第1弾として「美術批評はどこへ向かうのか?」をテーマに8月30日、銀座 蔦屋書店にてトークイベントが行われる。

 『美術手帖』が1954年に創設した「芸術評論募集」は、次代の芸術評論を切り拓いていく新しい才能の開花を目指し、開催を重ねてきた。これまでの受賞者は、東野芳明、中原佑介、宮川淳、李禹煥(リ・ウーファン)ほか多数。今回のトークイベントは、4年ぶりに実施するこの「芸術評論募集」を起点に、現代美術批評を再考し、美術批評の現在地を探求しようというものだ。

 出演者は、第14回芸術評論募集で第一席を受賞し美術批評家として活躍する沢山遼、インディペンデント・キュレーターで『美術手帖』ほか諸媒体での批評活動も行う長谷川新。また、視覚文化評論家で、第15回芸術評論募集で次席を受賞した塚田優がモデレーターを務める。

 日本の現代美術の一線で活動するに彼らとって、いまの日本の美術批評はどのように映り、どのように乗りこなしているのか。そして、美術批評は前進しているのか迂回しているのか。若手批評家たちが語り尽くす。

美術手帖70周年ロゴ

編集部

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