展示は3つの章で構成される。第1章では、1770年から93年までのアントワネットのスタイルの源泉を紹介。18世紀当時のフォーマルなドレス「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」や、アントワネットが実際に使用した肘かけ椅子、さらに「首飾り事件」のネックレスの一部とされるダイヤモンドなどのゆかりの品々を展示し、その革新性と人物像にせまる。


第2章では、1800年から1940年にかけての追憶と偶像化をたどる。例えば、ナポレオン3世の后ウジェニーによる懐古や、1920年代にジャンヌ・ランバンが打ち出した「ローブ・ド・スティル」、挿絵画家ジョルジュ・バルビエによる表現などを通じ、アントワネットの美意識がいかに偶像として確立されたかを紹介する。


第3章では、現代のクリエイターたちに与えた影響に焦点を当てる。ファッション・ブランドへの影響として、モスキーノの「ケーキドレス」やヴィヴィアン・ウエストウッドのドレスを紹介。また、ソフィア・コッポラ監督の映画『マリー・アントワネット』で実際に使用されたアカデミー賞受賞の衣裳なども展示する。


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