今週末に見たい展覧会ベスト20。「養老天命反転中!」から「Art Collaboration Kyoto」まで【4/10ページ】

 「養老天命反転中!Living Body Museum in Yoro」(養老天命反転地)

養老天命反転地記念館・養老天命反転地オフィスにて、evala《perennial》

 岐阜県養老郡にある養老天命反転地の開園30周年を記念したイベント「養老天命反転中!Living Body Museum in Yoro」が開催されている。会期は11月17日まで。レポートはこちら

 荒川修作とマドリン・ギンズによって構想・設計されたこの施設は、「死なないための場」をテーマに、既存の制度や価値観にとらわれず、人間の身体が持つ無限の可能性を探る空間として誕生した。

 本イベントでは、国際的に活躍するアーティストの特別展示のほか、ダンス・音楽・美術の特別公演が実施されている。なお、15日、16日には「IAMAS ワークショップ『バランスからだ⾃転⾞』」が開催される。

会期:2025年10月25日〜11月17日
会場:養老天命反転地(養老公園)
住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2
開館時間:9:00〜17:00 ※入場は16:30まで
休館日:火
料金:⼀般 850円 / ⾼校⽣ 550円 / ⼩・中学⽣ 350円

今週開幕

ボスコ・ソディ個展「火」(MtK Contemporary Art

ボスコ・ソディ Untitled, 2025 ©️ Bosco Sodi 撮影=表恒匡 協力=SCAI THE BATHHOUSE

 京都にあるMtK Contemporary Artで、ボスコ・ソディの個展「火」が開幕した。会期は12月13日まで。

 ボスコ・ソディは1970年メキシコシティ生まれ。現在、ニューヨーク、バルセロナ、ベルリン、メキシコシティにて活動している。近年の主な展覧会に、「Wet Snow」SACアートスペース・ベルテロ(ブカレスト、2025)、「Que veux-tu, Brique?」グラン=オルニュ現代美術センター(ベルギー、2025)、「Andares」カハス・カナリアス財団(スペイン、2025)、「La Rendición de la Materia」ソノラ美術館(メキシコ、2025)、「黙: Speaking in Silence」両足院(京都、2024)、HEM美術館(順徳、2024)、「Rock and Roll: Bosco Sodi」カーザ・ダス・ローザス館(サオ・パウロ、2024)がある。

 本展では、生命の本質である火のエネルギーをテーマにした作品が展示されている。

会期:2025年11月12日~12月13日
会場:MtK Contemporary Art
住所:京都府京都市左京区岡崎南御所町20-1
電話番号:075-754-8677
開館時間:10:00~18:00(12日は16:00~)
休館日:日
料金:無料