展覧会タイトルの「Living road, Living space(生きている道、生きるための場所)」には、SIDE COREが考える、ストリートカルチャーのあり方が込められており、これは異なる目的や背景を持つ人々が、ひとつの力や目的に縛られず、それぞれの考えや価値観を交換する営為そのものを示したものだ。本展では「異なる場所をつなぐ表現」や「道や移動」をテーマにした作品展示に加え、展覧会ゾーンに期間限定で開設される無料のスペースなどを通して、美術館という空間に「別の道」を開く。

また、ゲストアーティストを招聘することで、スケートボードやグラフィティ、音楽イベントといったストリートカルチャーの表現を紹介。プロスケーターで映像作家の森田貴宏、グラフィティに立脚するアーティストのスティーブン・ESPO・パワーズ、アートスペースやギャラリーを運営し多くのストリート・アーティストを紹介してきた細野晃太朗がゲストとして出展する。加えて、展覧会ゾーンに無料のスペースを設け、美術館を「より開かれた場所」にすることを目指す。






















