丸の内ストリートギャラリーに中村萌らの新作4点が追加

東京駅にほど近い丸の内仲通り。ここで展開されているパブリック・アートプログラム「丸の内ストリートギャラリー」に、新作4点が追加された。

中村萌《Whirling Journey》(2025)

 1972年に始まり半世紀以上の歴史を持つ「丸の内ストリートギャラリー」に、新作が追加された。

 同プロジェクトは、東京・丸の内仲通りをメインに、近代彫刻の巨匠や現代美術家の作品を展示するプロジェクト。主体は三菱地所と彫刻の森芸術文化財団が担う。この丸の内ストリートギャラリーでは、仲通り全体で17点の作品が展示されており、そのなかには舟越桂や三沢厚彦、中谷ミチコ、名和晃平らの作品が含まれている。

舟越桂 《私は街を飛ぶ》(2022)
三沢厚彦 《Animal 2017-01-B2》(2017-19)
中谷ミチコ 《小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥》(2022)

 このラインナップに新たに加わったのは、中村萌(1988年東京都生まれ)、山本桂輔(1979年東京都生まれ)、佐藤正和重孝(1973年北海道生まれ)、イワタルリ(1951年東京都生まれ)による、いずれも新作の4点だ。