三連休に見たい展覧会ベスト15【5/5ページ】

「美を疑え-資生堂クリエイティブ展-」(資生堂ギャラリー

 資生堂ギャラリーで「美を疑え-資生堂クリエイティブ展-」が開催される。

 資生堂クリエイティブ株式会社は、BEAUTIFUL IMPACTの創出を通じて新しい美の体験を提案し、ビジネスの価値を最大化することをビジョンとして掲げている。2022年の設立以来初めてとなる展覧会では、様々な視座と角度から美と対峙した10作品が展示される予定だ。

会期:2025年1月11日~1月26日
会場:資生堂ギャラリー
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 地下1階
電話番号:03-3572-3901
開館時間:11:00~19:00(日祝~18:00)
休館日:月
料金:無料

蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」(京都市京セラ美術館

展示風景より

 蜷川実花が作品づくりを手がける展覧会としては、関西で過去最大の⼤規模個展「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」が、京都市京セラ美術館で1月11日に開幕する。

 本展は蜷川および各分野のスペシャリストによるクリエイティブチームEiM(エイム)として挑むもの。EIMは写真家・映画監督の蜷川実花と、データサイエンティストの宮⽥裕章、セットデザイナーのENZO、クリエイティブディレクターの桑名功、照明監督の上野甲子朗らで結成されたクリエイティブチームで、プロジェクトごとに多様なチームを編成しながら活動している。

 本展は、本展のために制作した映像によるインスタレーション、立体展示などで構成。京都国際観光大使も務めた蜷川実花が、京都の街からインスピレーションを受け、EiMとともに絵巻体験を創出するという。

会期:2025年1月11日〜3月30日
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
開館時間:10:00〜18:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(祝・休日の場合は開館)
料金:一般 2300円 / 大学生 1600円 / 高校生 1100円 / 中学・小学生 800円

「平間至展 ー写真と音楽があるかぎり」(岩手県立美術館

平間至 忌野清志郎「NO MUSIC, NO LIFE.」2008年6月〜7月 ©Itaru Hirama

 岩手県立美術館で、企画展「平間至展 ー写真と音楽があるかぎり」がスタートする。

 平間室は、タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ、1990年代から現在まで幾多のアーティストを撮り続け「音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート」で平成のカルチャーシーンを席巻した。本展では、学生時代の作品を起点に「NO MUSIC, NOLIFE.」、CDや雑誌のために撮り下ろしたアーティスト写真、ダンサー・田中泯を追い続けたシリーズ「場踊り」、故郷の宮城県塩竈市の写真館や家族、自らの日常風景をたどった「Hi-Bi」や、東日本大震災後に撮影した内省的な心象風景の「光景」、さらには、東京で再撮影した写真まで、300点以上を一堂に展示する。

会期:2025年1月11日~2月24日
会場:岩手県立美術館
住所:岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話番号:019-658-1711
開館時間:9:30~18:00
休館日:月、1月14日(1月13日、2月10日、2月24日は開館)
料金:一般 1100円 / 高校生・学生 700円 / 小学生・中学生 400円

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