akakilikeの新作ダンス公演『希望の家』が松本・東京の2都市で上演へ

倉田翠が主宰するカンパニー・akakilikeの5年ぶりとなる新作ダンス公演『希望の家』が、まつもと市民芸術館(6月8日、9日)とシアタートラム(7月13日〜15日)で上演される。

『希望の家』メインビジュアル

 倉田翠が主宰するカンパニー・akakilikeの5年ぶりとなる新作ダンス公演『希望の家』が、長野県松本市のまつもと市民芸術館(6月8日、9日)と東京都世田谷区のシアタートラム(7月13日〜15日)で上演される。

 倉田は1987年三重県生まれ。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映像・舞台芸術学科卒業。京都を拠点に演出家・振付家・ダンサーとして活動しており、作品ごとに自身や他者と向かいあい、そこに生じる事象を舞台構造を使ってフィクションとして立ち上がらせることで「ダンス」の可能性を探求している。2016年より、akakilike(アカキライク)の主宰を務め、アクターとスタッフが対等な立ち位置で作品に関わることについても試みている。

 『希望の家』は、今年4月にまつもと市民芸術館の芸術監督に就任した倉田による就任後第1弾作品として、松本での滞在制作を経て上演されるもの。本作では「信仰」をテーマにしたうえで「結婚」に注目。結婚式という構造を取り入れつつ、様々な背景を持つパフォーマーたちとダンスを立ち上げるものとなる。

生まれ育った家に、新しい家がどんどん上書きされる。子供だった人がお母さんになったりおばあちゃんになったり別にならなかったりして、最後たった一人になった時に、私はあなたの中に存在しているのか。 

健やかなる時も 病める時も 富める時も 貧しい時も これを愛し 敬い 慰め合い 共に助け合い その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?

信仰する、または愛することについて。

倉田翠
(プレスリリースより引用)

編集部

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