観客とともに「発見」する、ひらかれた現代アート。鈴木康広展が二子玉川ライズで開催へ

アーティスト・鈴木康広の展覧会「鈴木康広展 ただ今、発見しています。」が東京都世田谷区の二子玉川ライズ スタジオ & ホールで開催される。会期は7月20日〜9月1日。

鈴木康広 りんごの天体観測 2006、2021 撮影=Jeni Katzner

 身の周りに存在する何気ないものごとに注目し、小さな気づきを独自の視点でとらえなおし作品を制作するアーティスト・鈴木康広(1979〜)。その展覧会「鈴木康広展 ただ今、発見しています。」が東京都世田谷区の二子玉川ライズ スタジオ & ホールで開催される。会期は7月20日〜9月1日。

 鈴木の作品は、置かれるロケーションの変化、あるいは鑑賞者の視点や発見がスパイスとなって、その時々で新たな表情を見せてくれるといったユーモラスさが特徴だ。

 本展は、代表作《まばたきの葉》や《空気の人》をはじめ、鈴木の繊細な視点と斬新な発想に基づく「見立て」から生まれた作品たちに出会うことができるもの。また、夏休みの工作や自由研究のヒントとなるワークショップも多数実施予定。観客とともに「発見」する「ひらかれた現代アート展」にぜひ注目してほしい。

鈴木康広 空気の人 2007、2009 「空気の港 テクノロジー× 空気で感じる新しい世界」 羽田空港 第2ターミナルにて
鈴木康広 まばたきの葉 2003  Courtesy=ワコールアートセンター 撮影=市川勝弘

編集部

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