渋谷・ミヤシタパークに鈴木康広によるパブリック・アート《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》が登場
大規模な再開発が行われた渋谷の宮下公園(ミヤシタパーク)。ここに7月28日、鈴木康広によるパブリック・アート《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》が登場する。
![](https://bt.imgix.net/magazine/22375/main/1595315341365_ad05bd9a604da289f2cff8d20f2e3718.png?auto=format&fm=jpg&w=1472&h=828&fit=clip&rect=0,41,800,450&v=2)
大規模な再開発によって生まれ変わる渋谷の宮下公園(ミヤシタパーク)。ここにパブリック・アート《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》が7月28日に登場する。
同作は、《ファスナーの船》や 《空気の人》などの代表作で知られるアーティスト・鈴木康広によるもの。パブリック・アートの普及を推進するDESIGNARTが 一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザインと協業し、プロデュースを手がけた。
![](https://bt.imgix.net/magazine/22375/content/1595315734310_6005c5e11e072002e9b339dad9153590.jpg?auto=format&fm=jpg&w=1920&h=1080&fit=max&v=0)
この作品について、鈴木は次のようにコメントを発表している。
「空が見渡せるミヤシタパークに、渋谷区の方位を身体で感じられるベンチをデザインしました。そこにいち早くやってきたのは忠犬ハチ公像。星になった上野教授を見上げています。 今やハチは世界中の人々に語り継がれる果てしない『宇宙』のような存在。動物と人間との間に芽生えた他者への想像力が、国境を越えて人々の心に何かを呼びかけているのではないでしょうか。明治通りに沿って南北に広がるミヤシタパークは、道行く人たちにさりげなく方角を知らせるコンパスの『針』のような場所。近所から地球まで、さまざまな場所からやってきた人たちとの出会いによって、ミヤシタパークが未来に向かう『渋谷の方位磁針』となることを願っています」。