1996年に岡本太郎がこの世を去った直後に創設された、「岡本太郎記念現代芸術大賞(2006年に岡本太郎現代芸術賞に改称)」、通称「TARO賞」が25回目の作品募集を行う。
同賞は、岡本太郎の遺志を継ぎ、「時代を創造する者は誰か」を問うための賞として、これまで数多くのアーティストを顕彰してきた。応募規程に沿う作品であれば、形状や技法等は不問というのもTARO賞の大きな特徴だ。
大賞となる岡本太郎賞(1名)には200万円、岡本敏子賞(1名)には100万円が贈られるとともに、受賞者2名には岡本太郎記念館での作品展示の機会が与えられる。また特別賞(若干名)には総額50万円が授与される。
募集期間は7月15日から9月15日まで。入選および入賞作品は、2022年2月中旬~5月上旬(予定)に川崎市岡本太郎美術館で開催予定の「第25回岡本太郎現代芸術賞展」で展示される。詳細は川崎市岡本太郎美術館のウェブサイトを確認してほしい。