メディア芸術の総合フェスティバルとして1997年から毎年実施されている「文化庁メディア芸術祭」。第22回を迎える今年は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門に、過去最多の世界102の国と地域から4384作品の応募があった。
そんななかから厳正なる審査を経て選ばれた36の受賞作品と、功労賞受賞者の功績などを紹介する受賞作品展が、6月1日から16日の16日間にわたって東京・お台場の日本科学未来館を中心に開催される。
本展では、大賞を受賞した古舘健のサウンドインスタレーション《Pulses/Grains/Phase/Moiré》や、平川紀道の代表作ともいえるメディアインスタレーション《datum》などをはじめとする、多様な受賞作品と功労賞受賞者の功績を一堂に展示。
会期中は、作品展示に加えてシンポジウムやトークイベント、ワークショップなどの関連イベントも実施される。国内外の多彩なクリエイターやアーティストが集う本展は、「時代(いま)を映す」メディア芸術作品を体験できる貴重な16日間となるだろう。
さらに今回は、本展のさらなる認知拡大を目指し、女優やモデルとして幅広く活躍する新川優愛をアンバサダーとして起用。今後新川は、自身がナビゲーターを務めるBSフジ「ESPRIT JAPON」にて本展に関する特集番組を放送するほか、配信用のPR映像への出演なども予定しているという。