富士の山ビエンナーレ2018で「スルガノミライ」を考える。会期中には一夜限りのゲストハウスもオープン

2014年より開催されている「富士の山ビエンナーレ」。3回目を迎える今年は「スルガノミライ」をテーマに、静岡県の富士本町・富士川・蒲原・由比の4つのエリアで、15名のアーティストによる作品展示のほか数多くのアートプログラムが実施されている。開催期間は11月25日まで。

富士の山ビエンナーレ 2018

 静岡県静岡市、富士市、富士宮市の市民によって、2014年より開催されている「富士の山ビエンナーレ」。3回目を迎える今年は「スルガノミライ」をテーマに、富士本町・富士川・蒲原・由比の4つのエリアで、Nerhol(ネルホル)としても活動する飯田竜太、など15名のアーティストによる作品展示が行われるほか、様々なアートプログラムに参加することができる。

 注目したいプログラムのひとつ「みんなのnedocoプロジェクト」は、芸術祭をより深く楽しめる滞在型イベント。地元の有志メンバーがホストを務める一夜限りの即席ゲストハウス「nedoco(ネドコ)」で、アートや地域について参加者同士で語らうことができる。

 会場は、浮世絵でもお馴染みである東海道の宿場町・蒲原の旧五十嵐邸。旧五十嵐邸は、昔ながらの町家を1914年に洋風に改築したというユニークな建築で、国の有形登録文化財にも指定されている。

編集部