「KOGEI Art Fair Kanazawa 2023」が問いかける、「アート」と「工芸」の境界線
国内唯一の工芸に特化したアートフェア「KOGEI Art Fair Kanazawa 2023」の第7回が12月1日から3日まで開催されている。国内外40に及ぶギャラリーがホテル「ハイアット セントリック 金沢」に集結し、1室1ギャラリーで作品を展示するこのフェア。そのハイライトをお届けする。
国内唯一の工芸に特化したアートフェア「KOGEI Art Fair Kanazawa 2023」の第7回が12月1日から3日まで開催されている。国内外40に及ぶギャラリーがホテル「ハイアット セントリック 金沢」に集結し、1室1ギャラリーで作品を展示するこのフェア。そのハイライトをお届けする。
東京都現代美術館で「MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ」がスタート。第19回目の開催となる本展では、「アナログ(創造)」と「デジタル(生成)」の二項対立的な関係性を見直し、そのはざまだからこそ生み出される効果に着目するものとなる。会期は2024年3月3日まで。
様々な場所でツアー形式の作品を発表してきた現代アーティスト、梅田哲也。東京・神宮前のワタリウム美術館の建築にフォーカスし、ひとつのパフォーマンス公演のように構成した展覧会「wait this is my favorite part / 待ってここ好きなとこなんだ」が始まった。会期は2024年1月28日まで。
京都の観光名所である平安神宮。ここで、クリエイティブカンパニーNAKED, INC.(ネイキッド)が手がける、新たなかたちの夜間参拝「NAKEDヨルモウデ 2023 平安神宮」が12月1日よりスタートした。
アール・ヌーヴォーを代表する画家、アルフォンス・ミュシャ。その知られざる画塾の教師としての一面に光を当てる企画展「ミュシャとパリの画塾」が、大阪の堺 アルフォンス・ミュシャ館で開催される。会期は前後期合わせて12月2日〜2024年3月31日。
前澤友作が会長を務める現代芸術振興財団によって、全国の学生を対象に実施されてきたアートコンペディション「CAF賞」。その第10回目となる今年、ファイナリスト13名による入選作品を展示する「CAF賞2023入選作品展」が東京・代官山のヒルサイドフォーラムで開催される。会期は12月12日〜17日。
今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
イギリスの現代美術雑誌『ArtReview』が毎年発表している、アート界でもっとも影響力のある100組のランキング「Power 100」。その2023年版が発表された。
様々な展覧会で見る機会が多い「浮世絵」。そのマニアックな見方を紹介する展覧会「深掘り! 浮世絵の見方」が、太田記念美術館で始まった。会期は12月24日まで。
東京・上目黒のギャラリー青山目黒で、美術評論家・中尾拓哉がキュレーションする展覧会「メディウムとディメンション:Apparition」が開催される。会期は12月1日〜24日。
才能あるアーティストを発掘し、その活動を支援するために設立されたアートの国際公募展「アートオリンピア」。その5回目が作品募集を始めた。
箱根のポーラ美術館は、新たにゲルハルト・リヒター《ストリップ (926-3)》を収蔵したと発表した。同館のコレクションでリヒターの作品はこれで3作目。12月13日より展示される。
岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称「TARO賞」)が、第27回の入選者22組を発表した。
アートセンターとして様々な可能性を開く試みを実践するBUGで、「バグスクール:うごかしてみる!」が2024年1月14日まで開催されている。作品鑑賞のみならず、ワークショップやラーニングスペースでの体験を通じて、作家や作品への理解を深めることができる新たな試みだ。
北陸の浄土真宗信仰の中心寺院であり、550年の歴史を持つ名刹・城端別院善徳寺の敷地内に、宿泊を中心とした新たな複合施設「善徳寺 杜人舎(ぜんとくじ もりとしゃ)」が12月1日にプレオープンする。
神奈川県相模原市のパープルームギャラリーで坂本夏子+梅津庸一による「2人で描く 絵画は今、何を問えるのか?」が開催される。会期は12月15日〜25日。本展をもって同ギャラリーは取り壊しのため閉廊する。
愛知・長久手の愛・地球博記念公園内に昨年オープンしたジブリパーク。11月に開園した新エリア「もののけの里」に続き、「魔女の谷」が来年3月にオープンする。
アーティスト・村松亮太郎のアートオブジェ《DANDELION》が、岡本太郎の《太陽の塔》に設置。12月1日より週末を中心に展開される。
10月18日・19日、ウズベキスタンの首都タシケントにおいて「ウズベキスタンの建築遺産の研究と保存プロジェクト」のための第1回カンファレンスが開催された。あわせて実施されたトレイルツアーの様子をメインに、タシケントの建築や保存の取り組みについて紹介する。
今年新たに創設された、絹谷幸二芸術賞実行委員会、産経新聞社、一般財団法人絹谷幸二美術財団による「絹谷幸二芸術賞」。その第1回受賞者として、大賞に近藤亜樹、奨励賞に大小島真木が選ばれた。