
「Bunkamura Produce 2026」開催。オペラ第3弾《フィガロの結婚》の舞台美術を隈研吾が担当
Bunkamura オーチャードホール以外の外部ホールで、音楽、舞台の自主制作や主演公演を実施する企画「Bunkamura Produce」。オペラ第3弾となる「Bunkamura Produce 2026」では、《フィガロの結婚》の上演が2026年2月に決定。舞台美術を隈研吾が担当する。

Bunkamura オーチャードホール以外の外部ホールで、音楽、舞台の自主制作や主演公演を実施する企画「Bunkamura Produce」。オペラ第3弾となる「Bunkamura Produce 2026」では、《フィガロの結婚》の上演が2026年2月に決定。舞台美術を隈研吾が担当する。

国立工芸館で、20世紀を代表するイギリスの陶芸家、ルーシー・リーの10年ぶりとなる大回顧展がスタートした。同展では、ヨーロッパと東洋の双方からその造形世界を紐解き、リーの作品が日本でいかに受容されてきたのかを探るものとなっている。

ファーガス・マカフリー東京で、スペインを代表する現代アーティスト、ミケル・バルセロによる信楽焼の個展が開催される。

京都国立近代美術館で、「キュレトリアル・スタディズ16:荒木悠 Reorienting ―100年前に海を渡った作家たちと―」が開催される。

バンクシーが自身のInstagramで新作を公開した。

白金台にある荏原 畠山美術館は、新館開館一周年記念展として「『数寄者』の現代―即翁と杉本博司、その伝統と創造」を開催する。

京都市京セラ美術館で2026年2月より、特別展「⽇本画アヴァンギャルド KYOTO 1948-1970」が開催される。

第64回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年7月号の「アンカレッジ」では、アンカレッジ・ミュージアムのコレクション展と、アラスカ大学北方博物館の常設展「ギャラリー・オブ・アラスカ」を取り上げる。そこで見たアラスカ先住民や日系二世による作品は、来訪者たちに何を伝えるのか。大阪中之島美術館学芸員の大下裕司が考察する。

第63回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年7月号の「ハワイ」では、今年の2月から5月まで開催された「ハワイ・トリエンナーレ2025」を取り上げる。同芸術祭の出展作家であり、生まれ故郷の沖縄を題材に制作を行うミヤギフトシが、自身のバックグラウンドとハワイの持つ歴史的文脈を交差させながら、その様子について語る。

香港M+で2024年から26年までロングランで開催されている「Shanshui : Echoes and Signals」展を現地からレポートでお届けする。

アムステルダムを拠点に25年間活動し、2024年に島根県出雲市へ移住した現代美術家・石澤英子。二項対立を超えた「世界の循環」をテーマにした日本初の美術館個展が、小山市立車屋美術館で開催される。

旧お台場トリエンナーレの開催見直しから一転し、東京都が2026年の開催を発表した「文化芸術祭」と「国際的な美術展」。都の担当者にその経緯と現状、プロジェクトに込めた狙いを聞いた。

ファッションとアートは、切っても切り離せない関係である。それを裏付けるように、様々なファッションブランドの店舗には、アート作品を展示するためのスペースが併設されている。海外ファッションブランド併設のアートスペースをピックアップしてお届けする。

第87回
新着のアート本を紹介する『美術手帖』のBOOKコーナー。2025年7月号では、港千尋の『ヒルマ・アフ・クリント』から岸裕真の『未知との創造』、大坂拓の『写真が語るアイヌの近代』まで、注目の8冊をお届けする。

東京・神楽坂にあるプラクティショナー・コレクティヴである「コ本やhonkbooks」の主宰でありながら、自身も詩人・アーティストとして活躍する青柳菜摘。日々、多くの美術関連書に触れている青柳に、美術批評の現在地を知ることができるインディペンデントな批評誌/個人誌を選んでもらった。

ニンテンドーミュージアムに、新たなスペース「アートギャラリー」がオープン。数々のタイトルに登場するゲームキャラクターの原画に加えて、一部ゲームの開発資料なども展示されている。

現代日本を代表する画家のひとりである杉⼾洋。その大規模個展が弘前れんが倉庫美術館で開催される。

第86回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本を紹介。2025年7月号では、松本莞による『父、松本竣介』を取り上げる。日本近代洋画家として知られる松本竣介の、画家の枠を超えたゼネラリストともいえる姿を、生活者としての側面から竣介の次男・莞が記した本書を、美術批評・中島水緒が評する。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

第85回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本を紹介。2025年7月号では、ベンス・ナナイによる『美学入門』を取り上げる。分析美学を専門とする研究者・ナナイによる、「感動できない」ことから美学を語り始める新しい美的感覚への実践的な手引書を、美術史学研究の青木識至が評する。