
「Tokyo Gendai 2025」開幕レポート。厳しい市場だからこそ試される「支え合いの精神」
第3回の「Tokyo Gendai」が9月11日、パシフィコ横浜で開幕した。アートマーケット全体に不透明感が漂うなか、国内コレクターの堅調な動きや新規参入ギャラリーの挑戦が交錯する今年のフェアをレポートする。

第3回の「Tokyo Gendai」が9月11日、パシフィコ横浜で開幕した。アートマーケット全体に不透明感が漂うなか、国内コレクターの堅調な動きや新規参入ギャラリーの挑戦が交錯する今年のフェアをレポートする。

横浜・新高島駅にあるArt Center NEWで、アジアを拠点に活動する31組のオルタナティブアートスペースが集結するアートフェア「NEW PLATFORM –Alternative ASIA–」が開幕した。イベント期間は9月14日まで。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

東京都美術館で、「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」が開幕した。会期は12月21日まで。

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が、今年11月に東京で開催されるデフアスリートのための国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」にあわせ、芸術文化へのアクセシビリティをさらに強化していく「オールウェルカムTOKYO」を推進する。障がいのある方などを含めた、誰もが芸術文化を楽しめる鑑賞サポートの取り組みを発表した。

寺⽥倉庫が開催する「TERRADA ART AWARD 2025」。そのファイナリストに黒田大スケ、小林勇輝、是恒さくら、谷中佑輔、藤田クレアが選ばれた。

銀座エリアにある商業施設「GINZA SIX」の中央吹き抜け空間。ここを飾る新たな巨大アートとして、ジュリアン・オピーの最新作《Marathon. Women.》が登場した。

音楽家・渋谷慶一郎が代表を務めるアタック・トーキョー株式会社(ATAK)は、11月5日にサントリーホールで「アンドロイド・オペラ『MIRROR』-Deconstruction and Rebirth -解体と再生-」を発表する。

世界を巡回してきたモレスキンとモレスキン財団による展覧会「Detour」が、ついに東京にやってきた。21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催中の本展をレポートする。

現代日本の絵画におけるリアリズムを牽引する画家・諏訪敦の3年ぶりとなる大規模個展「諏訪敦|きみはうつくしい」が、東京・天王洲のWHAT MUSEUMで始まった。

ものづくりが古くから受け継がれる北陸エリアで、アートやデザイン、建築などのジャンルを横断しながら「工芸」の新しい見方を提案する芸術祭「GO FOR KOGEI2025」が開催される。会期は9月13日〜10月19日。

日本発のドレスウォッチブランド「クレドール」の「ゴールドフェザー」は、日本の伝統工芸への敬意が表現されたエクスクルーシブなコレクション。10月10日に発売される新作のダイヤルには、軽やかで緻密なフェザーパターンを刻み、その上に艶やかなグラデーションカラーの七宝を施した繊細かつエレガントなデザイン。“時”をテーマにした作品を数多く手がけるアーティストの宮永愛子が、小さなケースの中で正確に時を刻み続ける、腕時計の神秘的な魅力に共鳴する。

寺田倉庫のWHAT MUSEUMで開催される「諏訪敦|きみはうつくしい」。現代日本の絵画におけるリアリズムを牽引する画家にとって、3年ぶりとなる大規模個展に際し、画家のアトリエでインタビューを実施した。

栃木県宇都宮市大谷町に新たな施設「大谷グランド・センター」が今秋誕生。YOSHIROTTENが初の常設インスタレーション作品を発表する。

2020年に始動したアートフェア「EASTEAST_TOKYO 2025」が、第3回の開催を発表した。会期は11月8日〜10日の会期で、会場は東京都千代田区の科学技術館となる。

今秋、京都に新たなアートフェアが誕生する。西陣の大本山・妙顕寺を舞台に、古美術から現代美術、工芸までを横断する「CURATION⇄FAIR Kyoto」が11月15日〜18日の4日間に初開催される。

東京国立博物館で始まった特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

兵庫陶芸美術館で、開館20周年を記念する特別展「MINGEI ALIVE -いま、生きている民藝-」がスタートした。

メゾン マルジェラが、新たなプロジェクト「メゾン マルジェラ ライン2」をスタート。その第1弾として、ソウル・漢南にある、メゾン マルジェラの韓国におけるフラッグシップショップで、ヒーミン・チョンとジョユルによるインスタレーション展「Elsewhere, Rhema, Open Torso」がスタートした。会期は9月28日まで。会場の様子をレポート。

東京国立博物館で、特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」が始まった。弥勒如来坐像の約60年ぶりの寺外公開をはじめ、無著・世親菩薩立像、さらに四天王像を加えた国宝7軀が集結している。