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宮本華子インタビュー。「相容れない他者」と向きあうために作品をつくり続ける【4/4ページ】

──ありがとうございました。では最後に、宮本さんがいま考えていること、今後挑戦したいことについてお聞かせください。

宮本 昨年は自分の制作に向きあう1年間でした。そして、4月からは5組のアーティストが順々にmotomotoに滞在する予定で、とてもワクワクしています。同じ場所に滞在し、同じ着眼点でリサーチを進めたとしても、まったく異なるアウトプットに行き着くのですから、アーティストって本当におもしろいですよね。その思考の過程から完成形までを見ることができるのも、レジデンスを運営するうえでの醍醐味だと思っています。「おもしろいものが見たい」という視点で声がけをしていることからも、全力でお手伝いしたいと思っています。

 なお、「VOCA展2025」とあわせて、静岡県湖西市新居町にある小松楼まちづくり交流館でも宮本による個展「在る家の日常」が4月下旬まで開催中。こちらもぜひご覧いただきたい。

編集部

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