
異端の奇才・ビアズリーの濃密な画家人生に迫る
三菱一号館美術館で開催中の「異端の奇才──ビアズリー」展。19世紀末、イギリス画壇に彗星のように登場し、ワイルドの戯曲『サロメ』挿絵をはじめグラフィックアートの分野で活躍するも、25歳で早世した奇才の画家・ビアズリーの画業に迫る。

三菱一号館美術館で開催中の「異端の奇才──ビアズリー」展。19世紀末、イギリス画壇に彗星のように登場し、ワイルドの戯曲『サロメ』挿絵をはじめグラフィックアートの分野で活躍するも、25歳で早世した奇才の画家・ビアズリーの画業に迫る。

4月11日に、村上隆とCASETiFYがコラボレーションした「TAKASHI MURAKAMI x CASETiFY: MR. DOB」が発売。コレクションの全アイテムをチェックしてみて。

静嘉堂文庫美術館ミュージアムショップに新たなグッズが誕生。また、4月5日開催の展覧会「黒の奇跡・曜変天目の秘密」では「曜変ファッション割」も実施される。

広島県尾道市を拠点に活動する現代アーティスト・柳幸典の個展「ICARUS」が、ミラノのピレリ・ハンガービコッカで3月27日に始まった。欧州で初の大規模個展となったが、柳がこの機会を受け入れた背景と希望的観測について聞いた。

1980年の創刊から2000年代初頭まで、イギリスの音楽、ファッション、カルチャーを伝える雑誌として一時代を築いた『ザ・フェイス』。誌面を飾ったミュージシャンら文化人のポートレイトを中心に、その軌跡を振り返る展覧会「ザ・フェイス:カルチャーシフト」がロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリーで開催中だ。会期は5月18日まで。

昨年、韓国・ソウルで初めて開催されたアートフェア「ART OnO」。その第2回目が4月11日〜13日の会期でソウル貿易展示コンベンションセンター(SETEC)にて開催される。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

大阪・関西万博の会場中央に広がる「静けさの森」と8つの「シグネチャーパビリオン」。その概要をそれぞれレポートでお届けする。

アンゼルム・キーファーの個展「Anselm Kiefer: Two Paintings」がファーガス・マカフリー東京でスタート。二条城での大規模な個展「ソラリス」と連動し、2つの絵画が公開されている。会期は7月12日まで。

世界でも重要なアートフェア「TEFAFマーストリヒト」。そのオフィシャルプログラムの一環として、artnet主催のパネルディスカッション Contemporary Connoisseurship: Reframing Art History’s Narrative(現代における鑑識眼:美術史の物語の再構築)が開催された。美術館キュレーターたちが語った、現代の「目利き」のあり方とは?

荻野いづみ率いるファッションブランド「ANTEPRIMA(アンテプリマ)」と現代アーティストの加藤泉が、2025-26年秋冬コレクションで協働、2月25日から3月3日まで開催されたミラノ・ファッションウィーク(MFW)で発表された。加藤作品のコレクターでもある荻野とそのクリエイティブチームにより、加藤の表現がモードにどう息づいたかを現地からリポートする。

大阪・夢洲の大阪・関西万博会場内各所に、野外彫刻や壁画、ミューラルといったパブリックアートを展示する「Study:大阪関西国際芸術祭 / EXPO PUBLIC ART」が開催される。会期は4月11日〜10月13日。

全国の美術館などと協働し、国立美術館のコレクションを活用する連携事業「国立美術館 コレクション・ダイアローグ」。その第1回目となる企画展「大正・昭和 'モード' の源泉」が岐阜県美術館で開催される。

公益財団法人大林財団が、同財団が助成する「LOVE ファッション―私を着がえるとき」(東京オペラシティ アートギャラリー)のチケットを無料で配布している。

バーバリーがヴィクトリア&アルバート博物館とパートナーシップを提携。同館ファッション・ギャラリーを改装し、新たに「バーバリー・ギャラリー」として2027年春にリニューアルオープンする。

東京国立博物館の「総合文化展」が「東博コレクション展」に名称を変更。これは、いままで以上にコレクションと向きあっていくという同館の思いが込められているとともに、本館100周年となる2038年に向けた新たな第一歩となるものだ。

YUKIKOMIZUTANIで、山本基による個展「時の積層 - 記憶へ」が開催される。会期は4月5日〜5月10日。

2025年4月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

1年9ヶ月の修繕工事を経て、愛知県陶磁美術館が4月1日にリニューアルオープン。再開に伴い「新シュウ蔵品展」や新たな常設展も披露された。

3月31日に現在の佐倉市での運営を終了したDIC川村記念美術館。同館が最後のメッセージをXに投稿した。