INSIGHT

PREMIUM

アニメーションと現代美術は横断可能なのか。新千歳空港国際アニメーション映画祭・金澤韻トークレポート

第10回新千歳空港国際アニメーション映画祭が2023年11月2日〜6日の5日間にわたり開催された。本祭に際して、現代美術キュレーターとして国内外で多数の展覧会を企画してきた金澤韻が、リサーチを重ねてきた上海美術シーンの動向も交えながら、アニメーション映画はいかにして現代美術と繋がる未来があるかを語るトークを開催。その内容をレポートする。聞き手は同映画祭の短編部門選考委員でありアーティストの岩崎宏俊が務めた。

INSIGHT

PREMIUM

印象派はいかに誕生し、世界へ広がったのか?

美術史を見渡すと、それまでの描きかたや物の見方の「常識」を覆す、「革命」とも言うべき出来事が何度も起きている。そのなかでも大規模なもののひとつが、19世紀後半の「印象派」の登場だ。なぜ印象派は世界へと広まったのか。

INSIGHT

PREMIUM

「アート・バーゼル香港2024」期間中に見るべき展覧会

3月28日〜30日に香港コンベンション&エキシビション・センターで開催される「アート・バーゼル香港2024」。同フェアの期間中に香港で開催される展覧会のなかから、編集部がとくに注目したい展覧会をお届けする。

INSIGHT

PREMIUM

ナン・ゴールディンとは何者か──4つのポイントから作家像にせまる

昨年の『ArtReview』によるアートシーンの影響力ランキング「Power 100」で1位を獲得したナン・ゴールディン。そのキャリアは性的マイノリティの知人らとの親密な関係性を切り取った写真から始まった。エイズ危機やオピオイド中毒といった社会問題、そしてアートを支える構造そのものを鋭く批判し続け、強い影響力を持つに至った彼女について知っておきたいことを、写真研究/美術批評の村上由鶴が解説する。

INSIGHT

PREMIUM

マーケットに見る、女性アーティスト再評価の機運

サザビーズが3月6日に開催したセールにおいて、女性作家による作品が存在感を示した。総出品数70点のうち2割となる14点を女性作家が占め、レコードを記録した作家も多い。サザビーズ・ロンドンのコンテンポラリーアート部門シニアスペシャリストであるエマ・ベーカーへの取材を通じ、女性アーティストへの再評価の機運を探る。

INSIGHT

PREMIUM

ウスター美術館のコレクションはいかに構築されたのか。世界初の「睡蓮」購入、そして多様性の時代へ

世界で初めてモネの「睡蓮」を購入したアメリカのウスター美術館のコレクションはいかに構築されてきたのか。マティアス・ワシェック(ジーン&マイルス・マクドナー館長)、クレア・ウィットナー(キュラトリアル部門ディレクター、兼ジェームズ・A・ウェルヨーロッパ美術キュレーター)による寄稿をお届けする。*The English version is below the Japanese.

INSIGHT

PREMIUM

「アメリカ印象派」の鑑賞が楽しくなる10の鑑賞のヒント

2024年1 月27日から東京都美術館で開催中の「アメリカ印象派」の画家を大きく取り上げた展覧会「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」。日本ではまだほとんど知られていない「アメリカ印象派」について掘り下げ、展覧会鑑賞の手助けになる10のヒントを紹介する。

INSIGHT

ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル。ハイジュエリーメゾンが支えるダンスの祭典

フランスのハイジュエリーメゾン、ヴァン クリーフ&アーペルが主催する「ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル」のフェスティバルが、2023年10月からの約2ヶ月間、ニューヨークで開催された。そこで上演された演目のレポートと、プログラム ディレクターを務めるセルジュ・ローランへのインタビューをお届けする。

INSIGHT / PROMOTION

PREMIUM

3月に注目したい展覧会ベスト17

2024年3月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

INSIGHT

PREMIUM

フランスの名門美術学校「ボザール・ド・パリ」。卒展から見るアーティストへの道

フランスの美術学校でももっとも長い歴史を持ち、モロー、マティスにブランクーシなど数々の著名アーティストを輩出してきたパリ国立高等美術学校。同校を卒業するアーティストたちの創意やプロ意識とは? 昨今のボザールの取り組みやギャラリーとの連携も含め、リポートする。

INSIGHT

PREMIUM

藤田嗣治の「乳白色の肌」はどうやって生まれたのか?

国立情報学研究所、ポーラ美術館、東京藝術大学、東京大学、京都大学、三木学の共同チームは、藤田嗣治が1921年に描いた《ベッドの上の裸婦と犬》を主な対象とした調査を実施。藤田作品の特質たる乳白色の肌表現について、その秘密の一端が明らかになった。

INSIGHT