東京でチェックすべきパブリック・アート ベスト12
屋外の公共空間で誰もが鑑賞できるパブリック・アート。そんなパブリック・アートが多数存在する東京で、編集部がおすすめする12の作品をピックアップ。制作年順で紹介する。
屋外の公共空間で誰もが鑑賞できるパブリック・アート。そんなパブリック・アートが多数存在する東京で、編集部がおすすめする12の作品をピックアップ。制作年順で紹介する。
2024年も多くの芸術祭が開催予定となっている。今回はそのなかから注目の芸術祭10つを厳選。なおチケット購入や休館情報、その他最新情報については、各芸術祭のウェブサイトを参照してほしい。
2024年も数々の注目すべき大規模展覧会が予定されている。編集部がとくに注目したい展覧会を開幕日順に紹介する。
ウェブ版「美術手帖」では、2023年に開催された展覧会のなかからもっとも印象に残ったものをアンケート形式で募集(集計期間:12月11日〜25日)。約330件の結果を集計し、寄せられたコメントとともに結果を発表する(対象展覧会は今年行われたもの。昨年から会期がまたぐものも含んでいる)。
コロナが5類に移行し、インバウンドも回復を見せた2023年。美術館・博物館の今年の入場者数はどのような結果となったのか? 三大都市圏の美術館・博物館での大型展を中心に、その動向を振り返る。(※対象展覧会は2023年1月1日〜12月13日の期間に開催されたもので、2022年から会期がまたいでいるものも含む。12月25日時点で開催中のもの、回答がなかったもの、入場者数を公表していないものは含まない)
2023年のウェブ版「美術手帖」で、もっとも読まれた記事を紹介。人気の記事で今年を振り返ってみてはいかがだろうか。
2023年にウェブ版「美術手帖」プレミアムで掲載した記事のなかから、もっとも読まれた10記事を紹介。人気の記事で今年を振り返ってみてはいかがだろうか。
フランス語圏発のマンガを「バンド・デシネ」(または「BD(ベーデー)」)と呼ぶのを聞いたことがあるだろう。イギリスやアメリカでは「グラフィックノベル」と呼び、いまやこの呼称のほうがより一般的になってきたが、概して、オールカラーで描かれ、重要人物の伝記や、社会派の内容であることが多いといえる。そのうえで、プロットの創意工夫をはじめ、実験的なコマ割りや絵の描き方など、芸術的な要素がちりばめられているのが大きな魅力だ。しかし近年、国を問わず若手の作者が多く登場・活躍し、そのあり方はより自由で多彩になっている。ここでは、この冬読みたいグラフィックノベル10選を紹介。多様な進化を続けるグラフィックノベルの魅力と出会うきっかけに。
今年はミュージアムを取り巻く厳しい状況が一躍注目を集める年となった。ここではウェブ版「美術手帖」で取り上げたニュースをもとに、2023年のアートシーンを振り返る。
今年はミュージアムとお金の問題がフィーチャーされる年となったと言える。年初には東京国立博物館館長が光熱費の増大を受けて、週刊誌に緊急寄稿を公開。夏には大阪府所蔵の美術作品105点が地下駐車場に6年間放置されていたことが明るみになり、その売却にも話が及んだ。また国立科学博物館は資金的な危機を訴えクラウドファンディングを実施し、9億円という膨大な支援を得た。こうした状況をもとに、国立美術館理事の経験を持つ文化政策の専門家、同志社大学・太下義之教授とともにミュージアムのコレクションの未来を探る。
全面的に復活したアートフェアからオークションニュース、ギャラリー進出まで。美術手帖で取り上げたニュースを中心に2023年のアートマーケットを振り返る。
様々な角度から深掘りできるミュージアム(美術館・博物館)と、そこで働く学芸員たちの仕事。そんなディープなミュージアムの世界をもっと知るために最適な書籍を、『これから学芸員をめざす人のために』( 創元社、2023)で話題をさらった桑名市博物館・杉本竜館長に選んでもらった。
ここ数年、数多く刊行されている美術鑑賞の指南書。今回は、2023年に出版された書籍のなかからアートライター・齋藤久嗣が10冊を厳選して紹介。一気読みはいかが?
コマーシャルギャラリー、オークション、アートディーラー、そしてアーティスト。様々なプレイヤーが入り乱れて構成されるアートマーケットの基本を知るための5冊を、アートコンサルタントの塚田萌菜美がセレクトした。
朝鮮民主主義人民共和国を脱出し、韓国または中国など近隣国家に滞留する、「脱北者」と呼ばれる人たち。そんな「脱北者」アーティストのひとり「ソンム(Sun Mu)」が今年、ソウル、ベルリン、済州島の3ヶ所で開催した個展を追いながら、それをとりまく韓国美術の様相を探る。
第71回
2015年から続く、アウトサイダー・キュレーター櫛野展正による連載「アウトサイドの隣人たち」。美術の「正史」から外れた表現活動を行う多数のアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫ってきた。連載70回を超えたこの節目に、とくに印象的な作家たちをプレイバックする。
1992年にフランスへ移住した戦後ドイツを代表するアーティスト、アンゼルム・キーファー。初回「モニュメンタ」以降、ルーヴル美術館からの常設作品受注や国立施設での個展を重ね、現在はパンテオンのための作品が恒久展示されるなど、その重要性はますます大きくなっている。昨年一般公開を始めた「ラ・リボート」を訪れ、キーファーのフランスでの受容の背景を考察する。
Amazon Prime Videoで見ることができるアートムービーをピックアップ。配信期限つきの作品もあるため、気になるものは早めのチェックをおすすめしたい。
印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネは、ルーアン大聖堂や積みわらなど、特定の画題を異なる季節や時間で複数枚を描く「連作」を手がけている。この連作は、いかに生み出されたのだろうか?
森美術館の「私たちのエコロジー」展から上野の森美術館の「モネ 連作の情景」、東京都現代美術館の「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」まで。年末年始も見ることのできる展覧会を首都圏を中心にピックアップ。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。