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新千円札の葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》は何がすごいのか。すみだ北斎美術館学芸員に聞く

新千円札の図案に採用された葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》の誕⽣と受容を深堀りする展覧会「北斎 グレートウェーブ・インパクト ―神奈川沖浪裏の誕生と軌跡―」が東京・両国のすみだ北斎美術館で開催中。なぜ、同作は人々の印象に残り、インパクトを与え続けているのか。同館学芸員の奥田敦子に寄稿してもらった。

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魔法が解けた品々に、もう一度魔法をかける。青柳龍太が語る「古道具坂田 僕たちの選択」展

中国・杭州のBY ART MATTERS(天目里美術館)で7月21日まで開催中の「古道具坂田 僕たちの選択」展は、古美術商であり優れた審美眼の持ち主であった坂田和實(1945〜2022)の中国で初めての回顧展となっている。坂田の生涯にわたる美意識の探求を反映した400点以上の品々が厳選して展示されている本展。展示ケースもキャプションもないという、ほかに類を見ないこの展示空間をつくりあげた本展キュレーターの青柳龍太に、展覧会とそのカタログのねらいについてテキストを寄せてもらった。

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7月に見たい展覧会ベスト24

2024年7月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

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パレスチナ連帯運動に見る日本国内のアート・アクティヴィズムとは

2023年10月から続くイスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻は世界中に大きな衝撃を与えるとともに、各国では大規模な抗議活動が行われている。日本国内では他国と比較して暴動やデモなどの抗議行動が起こりづらく、また参加が難しいとされているが、SNSで各地の状況を目の当たりにすることができる現代において、日本国内においてもこの連帯運動のなかで幅広い表現と参加のかたちが生まれているように感じられる。本稿では、そういった国内で発生した様々な表現や行動の一部を紹介するとともに、日本社会のなかで社会や政治に関わる表現の新たな動きについて江上賢一郎が考察する。(この記事は2024年5月20日時点に執筆されたものです)

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「描く人、安彦良和」(兵庫県立美術館)で注目したいグッズ5選

兵庫県立美術館で開催中の「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイナー兼アニメーションディレクターとして知られる安彦良和の半生を振り返る展覧会「描く人、安彦良和」。そのオフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

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6月に見たい展覧会ベスト17

2024年6月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

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「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(東京国立近代美術館)で注目のグッズ5選

東京国立近代美術館でパリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館のコレクションをテーマごとにトリオで紹介する展覧会「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」が開催中。そのオフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

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5月18日は「国際博物館の日」。常設展が無料公開される博物館・美術館をチェック

毎年5月18日は「国際博物館の日」。これは博物館が社会に果たす役割を広く普及啓発することを目的として、ICOM(国際博物館会議)によって1977年に制定されたものだ。同日は国内においても各地の博物館・美術館が常設展の無料公開や関連イベントの実施が予定されているため、その一部をピックアップして紹介する。※予定は変更となる可能性があるため、来館前には必ず各館の公式ウェブサイトで確認してほしい。

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リサ・ラーソンの陶芸の魅力と何か?

今年3月にこの世を去った陶芸家リサ・ラーソン。現在、ラーソンの3回目となる展覧会を開催中の滋賀県立陶芸の森 陶芸館学芸課長・三浦弘子が、その魅力を振り返る。

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