文化の日に観覧無料となる美術館・博物館(2026年版)【3/3ページ】

国立国際美術館

 大阪・中之島の国立国際美術館も、開催中のコレクション展「開館50周年記念プレ企画 コレクション1:私/行為」(〜11月3日、通常一般430円)が入場無料となる。本展は、2027年に開館50周年を迎える同館のプレ企画でもあり、コレクション1では、同館でももっとも古い1890年代制作のポール・セザンヌの作品から、1960年代半ばまでの作品を紹介。この時代の美術における制作の主体としての「私」の確立と揺らぎ、そして制作「行為」のあり方とそれをめぐる言説の変容に注目する。

国立国際美術館 外観 写真提供:国立国際美術館 撮影:増田好郎

住所:大阪府大阪市北区中之島4-2-55
開館時間:10:00~17:00(金~20:00)

兵庫県立美術館

 安藤忠雄の美術館建築として知られる兵庫県立美術館では、11月3日の「文化の日」、そして11月14日と15日の「関西文化の日」に、コレクション展が無料となる。

兵庫県立美術館 外観 ©Masaki Tada

 現在開催されているのは、2026コレクション展Ⅱ「前衛って何だ!?」「小企画 美術の中のかたち―手で見る造形 青木野枝 動体」の2つ(ともに〜2027年2月23日、通常一般550円)。「前衛って何だ!?」は、1986年パリで開かれ、日本近現代美術の再評価のきっかけとなった「前衛芸術の日本 1910‒1970」展から40年という節目に、「前衛」について改めて振り返る企画となる。

 また、2025年1月に同館4階「風のデッキ」に《Offering/ Hyogo》を設置した彫刻家・青木野枝(1958〜)を迎え、見ること、触れることを探る「小企画 美術の中のかたち―手で見る造形 青木野枝 動体」もあわせて見ることができる。

住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
開館時間:10:00~18:00 ※入場は17:30まで

広島市現代美術館

 広島市現代美術館では、11月3日に全展示が無料鑑賞可能となる。当日鑑賞できるのは、広島県呉市のアーティスト・千崎千恵夫(1953〜)の1990年以後に制作された作品を紹介する特別展「千崎千恵夫 眼差しの奥にむかって」(10月24日〜12月13日、通常一般1100円)と、コレクション展2026-Ⅱ「美術館の時間_チャプター2:時間の束」(〜2027年1月24日、通常一般350円)だ。

広島市現代美術館 外観 Photo: SATOH PHOTO Kazunari Satoh

 ほかにも同日には、オープン・プログラムとして「小森はるか+瀬尾夏美+プロジェクトメンバー 《11歳だったわたしは 広島編》」や、呉市のアーティスト・平井亨季の新作を展示する「もつれる風景 平井亨季」も見ることができる(ともに〜2027年1月24日)。

住所:広島県広島市南区比治山公園1-1
開館時間:10:00~17:00 ※入場は閉館の30分前まで