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EXHIBITIONS

2020-Ⅱ コレクション・ハイライト+特集「肖像(わたし)」

2020.08.06 - 11.29

アピチャポン・ウィーラセタクン Teem 2007 © Apichatpong Weerasethakul “Teem Nov 21” 2007

石内都 “Mother's” #39 2002

大岩オスカール フラワーガーデン(部分) 2004

 広島市現代美術館がコレクション展「2020-Ⅱ コレクション・ハイライト+特集『肖像(わたし)』」を開催。本展は「肖像(わたし)」と題した前半部分の特集展示と、後半部分の「コレクション・ハイライト」によって構成される。

 前半の特集「肖像(わたし)」では、現代美術における肖像表現に着目。特定の人物の姿を表すものとして古代より世界各地で制作され、時代とともに多様化してきた肖像作品を、現代の様々な視点で見直し、いまを生きる私たちが直面するアイデンティティの曖昧さと不確実な「わたし」を考える。

 出品作家は、赤瀬川原平ハイレッド・センター、福田繁雄、舟越桂、ジュリアン・シュナーベル、チャック・クロース、アレックス・カッツ、秋山祐徳太子、都築響一、諏訪敦、ドゥエン・ハンソン、河原温アンディ・ウォーホル、石内都、太田三郎、鷹野隆大森村泰昌、澤田知子、シンディ・シャーマン、池田満寿夫、ディヴィッド・ホックニー、駒井哲郎、大木裕之、アピチャッポン・ウィーラセタクン田中功起

 続く後半の「コレクション・ハイライト」では、「ヒロシマ」を起点として平和を問う作品を紹介する。

 広島市現代美術館は被爆都市・広島の美術館として、「ヒロシマと現代美術の関連を示す作品」を収集の柱のひとつとしてきた。被爆75年という節目の年に、「ヒロシマ」の惨禍と復興の軌跡、平和への希求といったテーマがどのように美術作品に現れてきたかをたどる。

 出品作家は、ジム・ダイン、宇佐美圭司、浜田知明、殿敷侃、松本旻、尹亨根、アラン・グリーン、靉嘔、金光松美、細江英公、土田ヒロミ、山口勝弘、村上隆、入野忠芳、アンソニー・グリーン、若林奮、工藤哲巳、大岩オスカールヤノベケンジ、インゴ・ギュンター、岡本太郎オノ・ヨーコキース・ヘリング高嶺格、土屋公雄、柳幸典、モナ・ハトゥム、アンジェ・レッチア。