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オノ・ヨーコ

Yoko Ono

1933年東京都出身。学習院大学哲学科入学後、ニューヨークへ転居。サラ・ローレンス大学で詩と音楽を学ぶ。60年代は芸術運動・グループの「フルクサス」と活動をともにし、自身の指示にしたがってキャンバスに様々な作業を施す《インストラクション・ペインティング(指示の絵)》(1961)などを制作。62年に日本帰国後、ロンドンを経て再びニューヨークを拠点とする。これまで制作した作品に、オノが纏う衣服を観客がはさみで切り取っていくパフォーマンス《カット・ピース》(1964)や、はしごを登り、吊るされた虫眼鏡を使い、天井近くのキャンバスに小さく書かれた「YES」の文字と出合う作品《天井の絵(イエス・ペインティング)》(1966)などがある。こうした作品制作に加え、詩的で身体的なインストラクションを綴った『グレープフルーツ』などの書籍や、「ザ・ビートルズ」のメンバーで夫のジョン・レノンとともに反戦と愛を訴えるパフォーマンス《ベッド・イン》(1969)なども発表した。レノンと結成した「プラスティック・オノ・バンド」は、レノンの死後もメンバーを替えながら継続的に活動を行うなど、音楽活動も積極的に展開。