EXHIBITIONS
加藤朝美「古代ローマの記憶」
gallery UG Tennozで、加藤朝美の個展「古代ローマの記憶」が開催される。
加藤は1952年埼玉県生まれ、現在はイタリアを拠点に彫刻家として活動。名古屋芸術大学彫刻科卒業後、イタリアへわたりローマ国立美術学校彫刻科でエミリオ・グレコに師事し、80年同学校卒業後、97〜99年まで名古屋芸術大学・教授を務めた。ローマ、ヴェネチア、シチリア、ドロミテ等の街景、風景を主題に、ヨーロッパの街並みに今も息づく古代ローマの面影から、広場や石畳、煉瓦の壁といった風景を立体にした作品を発表してきた。
本展に際し、加藤は以下のステートメントを発表している。
「ヨーロッパの街並みにいまも息づく、古代ローマの面影。私はその広場や石畳、煉瓦の壁といった風景を立体にして発表してきた。
一見、そのローマの色が薄く思えるヴェネチアとドロミテ。しかし歴史を紐解けば、そこにもローマの記憶が流れている。帝国の終焉から逃れ、海へ渡り地中海を制したヴェネチア。荒涼とした岩山に隠れ、いまなお古い言葉を守り続けるドロミテ。風景の彫刻をつくっていると、歴史の事件によって変調した、現代にはない『風景のライン』が見えてくる。
私の作品に人物は登場しない。石畳を歩く雑踏、運河沿いでたたずむ老人、窓から顔を出す小さい子ども、そこで生きる人々とその息遣いを想像してみてほしい」。
加藤は1952年埼玉県生まれ、現在はイタリアを拠点に彫刻家として活動。名古屋芸術大学彫刻科卒業後、イタリアへわたりローマ国立美術学校彫刻科でエミリオ・グレコに師事し、80年同学校卒業後、97〜99年まで名古屋芸術大学・教授を務めた。ローマ、ヴェネチア、シチリア、ドロミテ等の街景、風景を主題に、ヨーロッパの街並みに今も息づく古代ローマの面影から、広場や石畳、煉瓦の壁といった風景を立体にした作品を発表してきた。
本展に際し、加藤は以下のステートメントを発表している。
「ヨーロッパの街並みにいまも息づく、古代ローマの面影。私はその広場や石畳、煉瓦の壁といった風景を立体にして発表してきた。
一見、そのローマの色が薄く思えるヴェネチアとドロミテ。しかし歴史を紐解けば、そこにもローマの記憶が流れている。帝国の終焉から逃れ、海へ渡り地中海を制したヴェネチア。荒涼とした岩山に隠れ、いまなお古い言葉を守り続けるドロミテ。風景の彫刻をつくっていると、歴史の事件によって変調した、現代にはない『風景のライン』が見えてくる。
私の作品に人物は登場しない。石畳を歩く雑踏、運河沿いでたたずむ老人、窓から顔を出す小さい子ども、そこで生きる人々とその息遣いを想像してみてほしい」。

