EXHIBITIONS

中辻悦子、Akari Uragami、岡﨑龍之祐「かたちをひもとく」

AKIINOUE
2026.06.13 - 07.11

Etsuko Nakatsuji, Akari Uragami, and Ryunosuke Okazaki, Unraveling Form, 2026
© Etsuko Nakatsuji, Akari Uragami, Ryunosuke Okazaki Courtesy AKIINOUE. Photo: Ken Kato

 AKIINOUEで、中辻悦子、Akari Uragami、岡﨑龍之祐のグループ展「かたちをひもとく」が開催される。

 中辻は1937年大阪生まれ。広告デザイナーとしてキャリアを開始し、63年に東京画廊で初個展を開催して以降、国内外で継続的に個展を開催している。

 Uragamiは1989年東京生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科テキスタイルデザイン専攻にて、おもにろうけつ染めを学び、現在は絵画をはじめ、自然素材や染織、ファウンドオブジェクトを用いた作品を制作している。

 岡﨑は1995年広島県生まれ。2021年に東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻を修了し、人間と自然の境界線や生命の循環をテーマに、身体を基点とした造形的な彫刻を制作している。

 本展における「かたち」は、固定された輪郭としてではなく、絶えず変化し続けるものとして提示する。中辻は、絵画、彫刻、版画など多様なメディアを通じて、身体の内面や記憶、気配といった不可視の領域を静謐な造形として示す。Uragamiは、油彩やソフトスカルプチャーを通して、人間という存在を概念的・生物的・知覚的など多層な視点から探求し、絵画と立体の両面から人間の存在や感覚を新たな視点でとらえる。岡﨑は、布を用いた空気を包括するような立体作品を、手の感触や素材の反応を頼りに制作している。