EXHIBITIONS

KOMAKUS「Deep and Wide」

2026.02.28 - 04.05
 無人島プロダクションで、KOMAKUSによる展覧会「Deep and Wide」が開催されている。

 KOMAKUSは、2019年から音を素材に重力の束縛から魂を解放することを目的として活動。マルチチャンネル音響設計・音源制作、オリジナルサウンドシステム開発を専門とし、脱中心的な音響空間の創造に多彩なジャンルで取り組んできた音響チーム・WHITELIGHTから派生した。これまで「日本現代美術史観 高橋龍太郎コレクション」(東京都現代美術館、2024)、「札幌国際芸術祭2024」、「現代地方譚8 おちこちのひびき」(高知県須崎市内、2021)、「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」(東京都現代美術館、2019)などで発表を行ってきた。

 音響空間の深化に取り組んできたKOMAKUSによる本展では、終戦直後に建てられた、かつて紙工工場であった場所を会場とし、新たな音楽の提示を行う。テクノの文化を背景に、均質な情報伝達に対する抵抗として、特定の場所においてのみ知覚される音に注目する。電子音がスピーカーを通して実体化し、空間のなかでその物質的特性を示す在り方を扱う。