EXHIBITIONS
企画展
ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉
千葉市美術館で、企画展「ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉」が開催されている。
ザ・キャビンカンパニーは、大分県由布市の廃校をアトリエにし、絵本や絵画、立体作品、イラストレーションなど、日々様々な作品を生み出している阿部健太朗(1989〜)と吉岡紗希(1988〜)による二人組のアーティストである。2009年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を発表。絵本『だいおういかのいかたろう』(鈴木出版、2014)で日本絵本賞読者賞を受賞し、2024年には『ゆうやけにとけてゆく』(小学館、2023年)で第29 回日本絵本賞と第71回産経児童出版文化賞を受賞するなど、数々の高い評価を得てきた。絵本はもちろん、2年にわたり絵を担当した「こどもの読書週間」ポスターによって、ふたりのつくり出す独特の色彩と力強さを持つ作品のイメージは、子供たちにとってますます親しみ深いものになっている。
いっぽうで、彼らの活動は絵本の分野にとどまらず、新国立劇場ダンス公演Co.山田うん『オバケッタ』の舞台美術(2021)を手がけるほか、「NHK おかあさんといっしょ(Eテレ)しりたガエルのけけちゃま」のキャラクターデザインと美術制作を担当、歌手あいみょんの「傷と悪魔と恋をした!」ツアーパンフレットの表紙および本文挿絵を制作。また、地元大分では、大分県立美術館とJR大分駅の共同企画「OPAM at Platform of Oita Station」(2021〜2022)において、ホームの元喫煙スペースの中に設置された巨大な作品《キメラブネ》が、絵本やアートに馴染みのない人々からも注目を集め、SNS上でも大いに話題になった。
本展では、活動初期から現在までの膨大な絵本原画の数々に加え、立体造形、映像作品などを一堂に紹介。7つのテーマの部屋で構成され、空間が大きな1冊の本になったような仕掛けが満載となっている。
ザ・キャビンカンパニーは、大分県由布市の廃校をアトリエにし、絵本や絵画、立体作品、イラストレーションなど、日々様々な作品を生み出している阿部健太朗(1989〜)と吉岡紗希(1988〜)による二人組のアーティストである。2009年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を発表。絵本『だいおういかのいかたろう』(鈴木出版、2014)で日本絵本賞読者賞を受賞し、2024年には『ゆうやけにとけてゆく』(小学館、2023年)で第29 回日本絵本賞と第71回産経児童出版文化賞を受賞するなど、数々の高い評価を得てきた。絵本はもちろん、2年にわたり絵を担当した「こどもの読書週間」ポスターによって、ふたりのつくり出す独特の色彩と力強さを持つ作品のイメージは、子供たちにとってますます親しみ深いものになっている。
いっぽうで、彼らの活動は絵本の分野にとどまらず、新国立劇場ダンス公演Co.山田うん『オバケッタ』の舞台美術(2021)を手がけるほか、「NHK おかあさんといっしょ(Eテレ)しりたガエルのけけちゃま」のキャラクターデザインと美術制作を担当、歌手あいみょんの「傷と悪魔と恋をした!」ツアーパンフレットの表紙および本文挿絵を制作。また、地元大分では、大分県立美術館とJR大分駅の共同企画「OPAM at Platform of Oita Station」(2021〜2022)において、ホームの元喫煙スペースの中に設置された巨大な作品《キメラブネ》が、絵本やアートに馴染みのない人々からも注目を集め、SNS上でも大いに話題になった。
本展では、活動初期から現在までの膨大な絵本原画の数々に加え、立体造形、映像作品などを一堂に紹介。7つのテーマの部屋で構成され、空間が大きな1冊の本になったような仕掛けが満載となっている。