• HOME
  • 展覧会
  • 千葉
  • 金川晋吾|知らないうちにはじまっていて、いつ終わるのかわか…
EXHIBITIONS

つくりかけラボ16

金川晋吾|知らないうちにはじまっていて、いつ終わるのかわからない

2024.10.12 - 2025.01.26
 千葉市美術館で、つくりかけラボ16「金川晋吾|知らないうちにはじまっていて、いつ終わるのかわからない」が開催されている。

 金川晋吾(かながわ・しんご)は1981年京都府生まれ。2006年神戸大学発達科学部人間発達科学科卒業。2015年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。自身の親族や同居人など、身近な人々やその生活を撮影し、自己と他者の関係性を探る作品を手がける。写真には日記やテキストを添え、言葉での表現も精力的に行う。

 つくりかけラボは、「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」のいずれかのテーマに沿った公開制作やワークショップを通して空間をつくり上げていく、参加・体験型のアーティストプロジェクトだ。いつでも誰でも、空間が変化し続けるクリエイティブな「つくりかけ」を楽しみ、アートに関わることができる表現の場となっている。 

 本プロジェクトでは、生まれてから現在までの自分が写った写真を選び、並べ、語り、書くワークショップを行い、写真を媒介に「わたしにとっての自分/他人にとっての自分」を見つめる。写真は、写っている人や撮った人、それを見る人との関係性において、様々な距離感を与える。個人に紐づいた写真を広く共有することで、どのような印象や感情が生まれてくるのだろうか。